元 三田市議会議員

井上 昭吾


学びのまち三田へ!

今日から元職です(^^)

昨日で任期が終わり、今日から元職になりました!

退任の際は多くの方に惜しんでいただき、温かな気持ちで職を去ることができました。
特にうれしく感じたのは、私の仕事を一番近くで見てくださっていた議会事務局の皆さんが別れをとても惜しんでくださったことです。
ある職員は「井上議員が選ばれないのはおかしい!市民全員に議会中継の動画を見せることができたらいいのに!」と憤ってくれました(^^)

正直に言って、私自身が三田市のためにどのようなことを調べ、どのような戦略を取って行動してきたかを有権者がもう少し調べてくれていたら、当選できたのではないかと思います。
ただ、私は今の選挙運動のやり方に否定的な考えを持っており、そのやり方を踏襲して当選しようとは全く考えなかったので、結果は素直に受け止め、未来での選挙運動のやり方と有権者の変化に期待したいと思います。

ただ、現在進行中の国政選挙(衆議院)を見ると、はっきり言って優秀で信頼できると判断できる候補者はかなり少数です。
「政治変革!」などと声高に唱えていても、上位の権力者の言うがままの政策やモットーを繰り返す政党候補者には持論への信念と覚悟が感じられません。
派手な政治的パフォーマンスは見ていて情けなくなります。

経歴を見ても魅力を感じる候補者は少ないですし、そもそも支援者と名乗る者に選挙協力を依存している時点で、多くのしがらみに絡めとられることになってしまいます。
お祭り騒ぎの選挙運動の報道を見るたびに暗澹たる思いがしますが、未来は変わると信じようと思います。

このホームページは8月にJIMDOに更新契約をしたので、来年の8月まではそのまま残そうと思います。
時々、雑感を投稿するかもしれませんから、気が向いたら覗いてみてください(*^。^*)
(令和6年10月23日)

感謝

選挙結果は残念なことになりました。

今のような選挙運動に否定的な思いがあり、自分のやり方を貫いたことが敗因です。

もちろん私を応援して投票してくださった方には申し訳ない気持ちがありますが、自分に対しては全く後悔していません。
自分が否定している選挙運動をして勝っても意味がないからです。

組織票や有力者への根回しなどせず選挙運動さえしなくても、もう一息のところまで来ました(^o^)

候補者の思いや取り組みをよく理解して投票する有権者が増えれば増えるほど民主制度はアップグレードします!

今回の投票率は50.47%なので、半分の有権者は権利を放棄しています…💦
投票率があと5%でも上昇し、ちゃんと4年間の私の取り組み実績や議会質問を調べてくれていたら当選できたと思いますが、仕方ありません。

私が今回の選挙で使ったお金は何と2万40円です(*^^)v
(ポスター貼り助っ人への弁当代7500円とビラ新聞折り込み代12540円)
選挙運動費用収支報告書は公開されるので、いつかご覧になって他の候補者と比較してください(^^)

たったこれだけで選挙戦に臨めるなら、私などより有能で志ある人物がポケットマネーで立候補できるのではないでしょうか?
資金力も派手なパフォーマンスも不要で、優秀な人材が議会に集まってくる…そういう時代が来ることを私は心から望み信じています(^o^)

より良い未来を信じて何事も前向きに頑張りましょう\(^o^)/

私は4年間の貴重な経験を教育現場で生かしたいと考えています。

新しい目標へジャンプです!!!

これまで応援ありがとうございました<m(__)m>
心より感謝申し上げます(人''▽`)ありがとう☆

(2024年10月5日) ※私の任期は今月22日までです。

「あたりまえ」へのタイムラグ(時間差)

私は若者など全くあてにならないと考えている古い世代にしつけられた。
でも、私の考えていたことの方が真実で、社会が信じろと言ったことの方が真実じゃなかったことが何度も何度もあったんだ!
あらゆる人にしてほしいのは、澄んだ心で考えることだ!

これはスティーブ・ジョブズに影響を与え、「宇宙船地球号」という言葉で人類と地球との調和を説いたバックミンスター・フラーという発明家の言葉です。

私にも同じような経験が何度もあります。

たとえば、電子辞書が世に出たとき、私は即座に導入しようとしましたが、先輩教員たちは頑として反対し、生徒に重い紙の辞書を購入させることに固執しました。
また、30年前初めて高校教員になったとき、大量に宿題を出す先輩たちに、「理解度の異なる生徒全員に同じ宿題を強制するのはおかしい」と訴えても、誰も聞く耳を持ってくれませんでした。
やる気のある生徒は、宿題がなくても自主的に予習してきます。
宿題を出すより「やる気」を出させる方がずっと大切なことは、誰にでもわかります。

今では電子辞書も個別課題も「あたりまえ」になりました。
「あたりまえ」になるまでには何事もタイムラグが生じます。

有能で誠実な人物を政治家として世に多く送り出すには、今の選挙運動のやり方はよくありません。
選挙カーから大声で自己アピールしたり、駅頭や事務所前で頭を下げたり、手を振ったり…、誰が好んでやりたいと思うでしょう…?
こういうやり方に疑問を持たない方がむしろおかしいように思います。

国や自治体の方向性を決める大事な職業である政治家が、なりたい職業の上位にならないのには「あたりまえ」の理由があるのです。(「13歳のハローワーク」公式サイトの人気職業ランキングで「政治家」は65位)

なりたくないと思わせる「選挙運動の壁」を取り払えるよう、私はファーストペンギンになりたいと思います!
(2024年9月27日)

選挙期間中に元教員として思うこと

私は高校教諭時代、「自分の頭で考えること」の重要性を生徒たちに説きました。だから、今回の選挙戦の戦い方も「自分の頭」で考えました。

4年前は、教え子と共に選挙運動をすることで、私は当選させてもらい、教え子たちは「貴重な経験ができました」と心から感謝してくれ、お互いにwin-winの選挙戦でした(^^)v
あれから4年経ち、教え子たちは社会へ飛び立っていきました…。
もちろん今回も教え子たちの力は大きいですが、社会人として自らの道を歩き出した彼らの時間を私の選挙応援に使うことは初めから考えず、選挙運動に関しては別のやり方をしたいと考えていました。

もともと選挙カーに大きく候補者名を表示して名前を大声で連呼したり、根拠のない演説で聴衆の気を引いたり、むやみに投票依頼電話をかけたり、名簿を集めて投票依頼ハガキを出したりする従来の選挙運動の姿は、私には違和感しかありませんでした。

だから、自分の直感を信じて、今回の選挙運動では、自分が違和感を持つ方法すべてを排した方法での挑戦を決めました。
世の常識とはかつての異端から始まったものばかりです。
私がうまくいかなくても選挙制度の次のステップに繋がるかもしれません。

スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式でこうスピーチしたのは有名です…。
「誰かの教えに囚われるな! それは他人に従って生きることだ。
あなた自身の内なる声を周囲の意見に埋もれさせるな!
最も大事なのは、あなたの心と直感を信じる勇気を持つことだ!!」


選挙の時だけ調子よく笑顔を振りまいたり、握手を求めたり、根拠のない夢物語をまくしたてたりする見せかけの人物を見極め、「頼まれたから…」ではなく自分で考えて投票する有権者が増えれば、民主制度はグレードアップすると私は考えています!

私は4年間の議員生活で自分にしかできないことを具体的に行動してきました。例えば…
① 東京都港区との連携
② 東京都港区での三田シティセールスフェア開催の決定
③ 神戸女学院大学との連携協議
④ 三田市内の6高校合同探究発表会開催の決定
⑤ 三田幕末維新期の三田先人の業績調査と再評価
などです。
今回、市議会議員に立候補したのも、港区での三田シティセールスフェアや6高校合同探究発表会を開催する際には、計画を進めた私の力が必要になると確信しているからです。

投票先を決めるにあたって、ぜひ各候補者のことを調べてみてください。
耳触りはよくても実現性に乏しい政策を大声でアピールするような無責任な人物ではなく、その取り組みの実現性を含めて真摯に何かを成し遂げようとしている候補者かどうか見極めるのは、有権者自身です。

「学びのまち三田」の実現に共感していただける方は、井上昭吾に清き一票を託してくださるようお願いします。
(2024年9月25日)

選挙費用の妥当性

今朝TV報道番組を見ていると、パワハラ疑惑渦中の斎藤知事が議会を解散すると、県議会議員選挙で16億円、知事選挙が行われることになればさらに18億円の公費(税金)がかかると想定されていました(*_*)
さらに、選挙になるとそれぞれの候補者がポスターやビラ作成、事務所開設などに私費を投じるので、トータルどれだけの費用がかかるか想像できません💦

選挙は「お祭り」に例えられることもありますが、本当にこのままでいいのでしょうか? 
「お祭り騒ぎ」の選挙戦を冷めた目で見ている人もたくさんいると思います。
お金をかけなくても有能な人物を選ぶ方法はきっとあるはずです!
いや、そういう方法を構築しなければならない時期が来ています!
デジタル世代の有能な人物が集まれば、選挙制度のゲームチェンジは必ず進みます!
能力不足の私にはゲームチェンジができませんが、気持ちはまだ若いので、自分のできることを少しでもやってみようと考えました!

そこで、今回の市議会議員選挙では、派手な選挙運動や自己アピールをすることなく、私の市政への考え方や公約、現在の活動状況やこれまでの活動成果から有権者に判断してもらおうと思います。

アピールしないとダメだと言われるかもしれませんが、私は有権者も変わっていく必要があると考えています。
甘いかもしれませんが、候補者がどのような人物か情報収集し、自ら投票先を判断する有権者が増えることを願い、あえて地味なやり方で選挙戦に臨みます。
「Stay hungry, Stay foolish(ハングリーであれ、愚かであれ)」はスティーブ・ジョブスの名言ですが、私も自分の直感を頼りに既成の枠にとらわれない挑戦をしたいと思うからです(^^)v
選挙運動期間中、インスタグラムの発信はしますが、仕事は普段通り続けます。
有権者がきちんと情報収集してくだされば、少なくとも22名の議員定数の中に入れると信じています。

私の選挙費用は、5万円以下の見込みです!!
ポスター貼りのボランティアに出す弁当代とビラの新聞折り込み代くらいなので…(^o^)

「これなら自分も立候補できるな!やってみようかな!」と考える有能な若者が選挙へのハードルを下げて、興味関心を持ってもらえたら嬉しいです。

私の勝利は、資金力がなく派手な自己アピールが苦手でも、「未来のための社会変革に関与したい」と思っている多くの人の希望になります!!!
 

※ ただし、選挙用ポスターとビラの印刷は公費負担(税金を使う)なので、正確には選挙費用総額50万円くらいかかります。自腹で5万円ということです。 

(2024年9月15日)


カネと選挙ポスター

世間を騒がせている「政治とカネ」の問題に絡めた話題を一つ…。

三田市の有権者数から計算した三田市議会議員選挙の法定選挙費用の最高限度額は約425万円です。
このうち公費負担になる(税金が投入される)のは、①選挙運動用自動車の使用、②選挙運動用ポスター作成(264枚)、③選挙運動用ビラ作成(4000枚)の3点です。

それぞれの公費負担限度額は、①約25万円、②約46万円、③約3万円で、ポスターの限度額が46万円(264枚)、ビラが3万円(4000枚)であることからわかるように、ポスターがべらぼうに高額です💦
ポスターは雨ざらしで掲示され続けるので、高品質な紙とインクを使用しており、1枚1500~2000円もするのです!
議員になる以前はポスターの値段などさほど気にしていませんでしたが、自分が経験して初めてわかり、ビックリしました💦 やはり百聞は一見に如かず…(^^)v

それを知ってから車で街中を走ると、目につくのはあちこちにベタベタ貼ってある政治家のポスターです!
国会議員のポスターなどは市会議員の選挙用ポスターよりサイズが大きいので、きっと1枚2000円どころではないでしょう。その高額ポスターを大量に貼っている政治家はポスターだけでもずいぶんカネがかかっていると想像します。
「あのポスターにどんな意味があるんだろう」と何か釈然としない思いがします。
「政治ポリシーや取り組みが分かるわけでもなく、 選挙のために顔と名前を売るだけの手段にすぎないなら、そんなにカネを使わなくてもいいのになぁ」というのが率直な感想です。

ポスターで顔と名前を売る時代はとっくに過ぎており、時代錯誤です!
政治ポリシーや取り組みの中身で勝負する選挙が実現するように、有権者も変わるべき時代になったと思います。

パワハラ疑惑の斎藤知事を実現させた選挙に対して「もっとよく人を見極めるべきだった」と反省している有権者は、「よく知らない人だけど頼まれたから…」といった理由で投票せずに、候補者の人としての中身を知る努力を怠らないでほしいと思います。
(2024年9月9日)

政治家のパワハラ問題

三田市では市議による市職員へのパワーハラスメントが表面化して、8月20日の市議会でハラスメント根絶条例案が可決され、即日施行となりました。

5月に「三田市議会ハラスメント根絶条例検討委員会」が設置され、無会派の私に委員着任の依頼があり、7人の委員で検討しました。(特別委員会の委員は各会派の推薦で選ばれるのが普通で、無会派で委員になることは珍しいのです。)
3か月という短期間で条例や行動指針を作るのは他の自治体にも前例がなく、かなりの難作業で、私はハラスメントの定義の重要性や条例文の分かりやすさの点などでかなり発言しました。
条例文の添削等でチェックした箇所は50か所以上にのぼり、元高校国語教師の私が委員着任を依頼された理由がわかったような気がします(^-^)
とにかく、貢献出来てよかったです。いい条例ができたと思います(^_^)v

県では斎藤元彦知事のパワハラ疑惑が最悪の事態になっています💦
自殺者を出しても職に留まる斎藤知事の強心臓には驚きで、自分のパワハラ疑惑に関して真っ向から否定し、「職員との受け取りとの間にズレを生じていた」と釈明する様子は、私のような一般人?には理解できない態度です。

私も議員になって直接政治家と接する機会が増えましたが、カネや権力に固執する政治家は確かにいて、ここでは書けない嫌な思いを何度も感じてきました。
斎藤知事も取り巻きの幹部職員が次々に辞職したり降格したりする中で、知事の座に留まろうとする執念には恐ろしいものを感じます。知事を支援してきた日本維新の会の思惑もあるのでしょう。

まともな政治家も勿論いるにはいますが、政治の世界は何事にも何らかの駆け引きがうごめいていて、怖いな~とビビったり、なんでこんな人が当選してくるの?とガッカリしたりします(-_-;)
エラそうな態度を取るのが「政治家」だと勘違いしている人もいるようですが、
時代錯誤ということに早く気づかねばなりません。

私は無所属無会派を貫いて、政治の世界にどっぷり浸からないようにしていますが、正直言って教育現場に戻りたいと考える時もあります。
それでも、議会には多様性が大切で、私のような普通の?感覚の議員がいた方がいいのも確かだと思うので、もう少し頑張ろうと思います!

後援会も事務所も選挙カーも何もない選挙運動で、常識を打ち破ってクリーンな風を吹かすことができれば、若い人も政治の世界に希望が持てるかもしれません。

斎藤知事は「広報するものに自分の写真が入っていないと怒る」とか「視察時に全身鏡を用意しないといけない」とか、あまりにも情けない事例を指摘されています(-_-;)
自己顕示欲の塊のような強心臓な政治家ではなく、多額の資金も大げさな自己アピールもしない謙虚で誠実な人物が立候補して当選しやすい世の中になることを願って、私は「政治とカネ」に無縁の選挙運動を実行してみせます!
(2024年8月24日)


信頼を武器に

三田市議会議員選挙まで2か月を切り、周りが慌ただしくなってきました。
多くの市議が早朝から駅前で挨拶に立ったり、ビラをポストに入れたりして選挙に備え始めました。(まだタスキをかけたり投票依頼をしてはいけませんが…)
普段通り市役所の会派室に毎日出勤しているのは私くらいです…(;^_^A

4年前は今回の市議選に教え子を立候補させるつもりでしたが、私の力不足で後継候補を育てられませんでした。
自分が議員になってわかったのは、議員の仕事は勉強することがすごく多いうえに人間関係も結構大変だいうことです。
私は還暦も過ぎていますし高校教師としての経験もありますから何とか適応していますが、そう簡単な仕事ではありません。
議員になってどうしてもやりたいことがあるという強い意志と覚悟がなければ勧められない仕事だと実感し、教え子に無理に立候補を勧めるのをやめたことも後継候補を育てられなかった理由です。

前回の選挙では教え子たちと楽しく?選挙戦に挑みましたが、彼らとはもう一緒に戦えません。なぜならすでに社会に出て自分の道を歩き始めた彼らに、私のために時間を使わせるわけにはいかないからです。

そこで、今回も?私にしかできないことをしようと考え、自民党の裏金疑惑を発端に「政治とカネ」の問題で政治不信の空気が流れる今だからこそ、「お金をかけない選挙」をすることにします!

 事務所の設置、選挙カーによる街宣や街頭演説、選挙ハガキや投票依頼電話など従来の選挙運動は一切しません。(これらはインターネットの時代に適応しておらず、お金をかけるのは勿体ないことです。)


私の頼みは私を知る人からの信頼です!
特別な選挙運動なしで「信頼」を武器にどれだけ勝負できるか挑戦します!

選挙カーでの街宣や街頭演説などの大げさな自己アピールをしなければ政治家になれないなら、能力も人間性も豊かな政治家はなかなか生まれないかもしれません。なぜなら、本当に相手のことを思いやる温かな心の持ち主なら大げさな自己アピールなどと無縁の謙虚な人物だと思うからです。

私はそこまで立派な人物ではありませんが、4年間「学びのまち三田」を切り口にしたまちづくりに真面目には取り組んできました。
「信頼」を武器にやるだけやってみたいと思います!

(2024年8月7日)


議員としての成果

6月議会の報告をします。

これまでの社会人経験を踏まえて私が議員になって感じていたことは、議員の仕事というのは成果を上げるまでにずいぶん時間がかかるということです。
私は基本的に「やろうと思ったら即実行」というスタンスなので、行政側の答弁によくある「研究します」とか「検討します」という言葉に戸惑うことがとても多かったです(;^_^A

任期も迫ってきたので6月議会では以前「検討します」と答弁された課題の進捗を質すことを中心に作戦を立てたのですが、結果として、私が三田と福沢諭吉との関係を活かして連携を進めてきた港区での三田のシティセールスフェアを「今年度中に実施する」との答弁を引き出せました。
また、三田と深い歴史的なつながりがある神戸女学院大学との連携についても「対話を始める」との答弁を引き出し、来月には三田市と神戸女学院の連携に向けた話し合いが始まります。
他にも、大学と地域を繋ぐ域学連携組織を設置することを提言していましたが、まだ未成熟ながらも「連携大学連絡会議」が発足するなど、少しずつ成果を上げています。

議員の仕事で成果を上げるには予想以上に時間がかかり、諦めずに粘り強い取り組みが必要です。
たとえ良いと思って提言しても、行政としてはなかなかすぐに「OK」と言えない事情も少しは分かってきました。
私のように自ら行動することを好むタイプはイライラすることも多いかもしれませんが、それでも自治体の方向性に多少なりとも影響を及ぼす議員の仕事にはやりがいもあり意義もあると思います。

港区での「三田フェア」や神戸女学院との連携に向けた交渉については2年近くかかりましたが、私がいなければなかったことなので、議員としての成果を少しは上げたと感じています。
こういう機会を与えてもらえたことに感謝しながら今後も活動していこうと思います。
(2024年6月29日)

自民党「王国」陥落から選挙について考える

昨日、衆院3補欠選挙で自民党が全敗しました。
全敗と言っても2つの選挙では候補者擁立さえ断念し、かつて無敗の「保守王国」島根1区に絞って勝負を懸けたのですが、結果は惨敗でした。
派閥の裏金事件と政治改革に対する消極姿勢が国民の反発を招いたと分析されているので、自業自得と言えます。

私は、立候補者9人の東京15区と合わせて興味深くニュースを見ていましたが、国政を左右すると言われながらの投票率の低さに愕然としました。
神戸新聞の報道で、島根1区が54.62%、東京15区が40.7%、長崎3区に至っては35.45%です。
政治に無関心な有権者は思っている以上に多いようで、これだけ国を左右する課題が山積している現代社会で、無関心層の広がりには日本の将来の危機を感じます。杞憂でありますように…😟

無関心を招く原因の一つは、やはり選挙のあり方だと思います。
客観的に見て「今の選挙運動(活動)」は時間とお金を無駄にかけ過ぎていると思いませんか。
事務所を設営して投票依頼電話やハガキ、選挙カー等を使って名前の連呼や街頭演説、ビラ配りやポスター掲示等々、…時間とお金プラス人海戦術のための「人手」も無駄にかかります(;^_^A
これでは、「政治家にはなれないな」と思われても仕方ないかもしれません。
自党候補の応援のために大物政治家が応援演説に駆けつけて「~候補をお願いします!」と声を張り上げ、ニコニコ手を振り、深く頭を下げるような報道シーンもよく目にしますが、私は「そんな時間があるなら多くの政治課題を解決するための勉強や交渉に頭と足を使え!」と冷めた目で見てしまいます。

とにかく、やっていることが変わらずに古いのです。
「そういうやり方で今までやってきた。そういうやり方をしないと支持者が離れる。」と思っているのかもしれませんが、政治家の活動を客観視する若者から見れば、「知らない人にニコニコ手を振って、頭を下げて、握手するなんて恥ずかしいことは絶対できない」ということになって「政治家」がなりたい職業から抹消されるのが落ちです。
だから、意欲と能力がある有望な若者の政治家が少なく、親の七光りで大した能力もない世襲議員が多くなるのではないでしょうか。

そう言えば、国政選挙はもちろん地方選挙でも街頭演説などの動員がかかるそうで、拍手しているのがサクラのようなこともあるそうです。
繰り返しますが、客観的に見てそうした選挙に魅力を感じる次世代は少ないと思います。だから、選挙への無関心層が拡がり、結果として利権がらみの小さい世界でパイを奪い合う構図ができあがり、本来の能力や人間性によって選択すべき政治家の資質が歪められているのだと思います。

選挙が近づくと、朝早くから駅前や街頭で「おはようございます、いってらっしゃい」と挨拶している政治家もよく見受けますが、普通の若者の感覚では「あんなことしないといけないなら政治家にはなりたくないな」と思うのが普通で、「よく頑張ってるなあ」と評価してくれるのは古い政治体質をお持ちの方だと思います。
顔を売ることよりも「自分は~をしたい!」という具体的な政策で勝負できる選挙になれば、きっと今より(私より)ずっと優秀な政治家が次々に生まれることになるはずです!
(2024年4月29日)


政治不信の責任

NHKの2月の調査によると、国政で岸田内閣の支持率が25%と過去最低、支持政党のない無党派層は40%を上回り、政治不信に拍車がかかっているようです。
三田市も田村市長の支持率は下がっているようで、市長選での支持者の一部から公開質問状を叩きつけられたり、一部の市民団体がリコール(解職請求)に向けて動き出したりしています。
市議会でも複数会派から不信任案提出の動きがあると先日メディアが報道していました。

私はもともと市長選の際に前市長の市政を100点満点中10点と評価したうえ、泉房穂前明石市長の応援を前面に出して本人の政治的ポリシーが見えない点で人間的には信用してはいませんでした。だから、客観的な判断から市長選では前市長を応援すると表明したのです。(無所属無会派の私は誰からも圧力を受けませんでした)

しかし、田村市長の不信任案には反対するつもりです。
なぜなら、もし不信任案が可決されると田村市長は議会を解散する可能性が極めて高く、解散された市議会の議員選挙が実施され、当選した議員が再度不信任案を提出・可決して市長の辞職を確定し、再度市長選挙実施の流れになります。
こうした流れになると市政の停滞は避けられません。
市民病院再編統合問題が4か月遅滞したあと従来路線に戻り、神戸市や神戸大学医局の信頼を損ねただけの結果になったように、ただでも市政が混乱している中で、これ以上のドタバタは市民のためにならないと考えるからです。
市役所の職員が「この市長ではどうにもならないから辞めさせてくれ」と悲鳴を上げているならともかく、まだそこまでの声は聞きません。(困惑はしている声は聞きますが…(;^_^A)

こうした一連の動きにはそれぞれの会派の思惑があり、たとえば、政党によっては市長選挙に党推薦の候補者を用意して市政での影響力を強めようと図ったり、9月27日の市会議員選挙を解散によって前倒しすることで立候補予定者の準備が整わないうちに勝負しようと考えたりすることもあるそうです。

政治的な思惑に翻弄されないようにするためには、一人ひとりが政治的無関心を脱却し、信頼できる候補者に未来の希望を託して投票することでしょう。
田村市長を誕生させた責任は間違いなく市民にもあります。選挙期間中の市長の言動を信頼して投票し、裏切られたと感じている市民は判断ミスを反省するべきだし、市長の言動も知らずに「泉さんが応援してるから」投票した市民は猛省しないといけません。「市長なんかだれがやっても関係ない」と投票に行かなかった市民も考えを改めた方がいいと思います。

今のような利権まみれの政治家を生み出す土壌は国民の無関心にあります。
こうした政治家を少なくするためには、とにかく投票率を上げ、組織票の影響力を薄める以外にはないのです。宣伝するわけではありませんが、支持団体や支持政党のない私のようなフラットな立場でものを言う議員が増えた方がいいと思います。
これまで何度も書いてきましたが、私は世代交代の時期がむしろ遅すぎると感じています。 市会議員になって三田市のためにやりたいことが何かあるという方は私と話をしましょう(^^)v
(2024年3月10日)


  

答弁の誠実さ

市議会議員になってから、(3月議会は会派代表者しか質問できないルールがあって無会派の私に質問資格はないのですが、それ以外の議会ではずっと)個人質問してきましたが、質問に対する答弁が何か誠意に欠けると感じることがしばしばありました。
自分の質問の仕方も悪いのかなと思っていましたが、今日の高校生議会での高校生の質問に対する行政側の答弁を聞いて、やはり誠意がないぞと失望しました。

特にがっかりしたのは、私の教え子の後輩である三田西陵高校の女生徒の質問に対する答弁です。
女生徒は「病院へ通院する際の交通弱者に対するAIオンデマンドバスの導入」に関する質問を、今後の需要や他の自治体の先進事例などを調査して、とても丁寧に発言しました。原稿用紙に直すと3枚分にはなっていたでしょう。しかし市長の答弁は、一般論的な前置きは別にして、彼女の質問内容への直接の回答は原稿用紙10行分にも満たなかったと思います。私は本当にがっかりしました。

本議会ではパワポのプレゼンを実施していないことから、生徒たちが用意したプレゼンシートも議場で映し出されることがありませんでした。
私は教え子に議席を譲ろうと考えて議員になりましたが、正直に言うと当選当初に比べて、積極的に議員を勧めたいと思えなくなっています。私は議会が熱い建設的な議論の場になることを期待して議員になったのですが、なかなか思うようにはいきません。力不足です。

私は教師時代、宿題をほとんど出しませんでした。(教師になった初めからなのでもう30年以上前からです。)全員が同じ課題を強制的にやらされるというのはどう考えてもおかしいと思っていたからです。今になって「個別最適化」が大事だと言われ一斉宿題に否定的な考えが主流になりつつありますが、私には当たり前でした。私はちょっと時代の先を行く考えの持ち主かもしれません(^^)

議員になって初めて知ったのですが、議会での答弁は話している本人が書いた原稿ではありません。担当者が書いた原稿を課長がチェックしてから部長や市長が答弁するので、自分オリジナルの言葉ではないのです。自分の気持ちで書いていないので誠実さに欠ける答弁になってしまうのでしょうね。残念です。

このままでいいんでしょうか?
時代の先を行く?私からすると、パワポのプレゼンなど当たり前、形式に囚われずにもっと率直に議論できる議会に将来変わるだろうと思います。(パワポも時代遅れになっていることでしょう…(>_<))
ただ、今日参加した高校生たちが、今日の市の答弁が「イマイチだなぁ」「何かはっきりしなくてモヤモヤするなあ」と感じることが重要です。(参加したことに満足するだけじゃだめだよ。君たちが普通の感覚ならきっと答弁に不満を感じるはずだよ、と私は伝えたい!)
民主主義を諦めずに政治参加・社会参加する若者が増えることで、少しでも暮らしやすい未来を創っていきましょう!

行政関係者にも周囲を忖度し過ぎない正直な思いを込めた誠実な答弁作成を望みます。その方が絶対にやりがいがあるし楽しいと思うけど…。
(2024年1月28日)

絆・不撓不屈・ありがとう

2024年初の投稿です。
まず、能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

私は年末年始に徳島市の実家に帰省しており、元日は久々に親族一同12人が集まる中で楽しく歓談中の午後4時過ぎ、地震の一報がスマホに入りました。
多くの方が新年を迎えて初の夕餉を心待ちにしている時間帯に起きた、あまりに理不尽なまさかの事態に言葉を失いました。
被災された方々のお気持ちは想像に絶しますが、とにかく健康が最優先です。心身の状態に細心の注意を払われ、互いに伝えあうようにしていただきたいです。

私は2011年の東日本大震災が起きた4月、初めて学年主任を拝命し、震災後1か月も経たない中、三田西陵高校19回生の学年通信タイトルを「絆」と決めました。
災害報道を見聞しながら、一人では乗り越えられない苦難に他者との「絆」で支えあい立ち向かう姿に希望を見出したからです。

3年後の22回生学年通信のタイトルは「不撓不屈」にしました。
復興が思うようには進まない苦難の中でも屈しない強い心が必要だと感じたからです。

さらに3年後、25回生学年通信のタイトルは「ありがとう」にしました。
いかなる困難を抱えても感謝の気持ちを持つことで人生は幸せになると信じるからです。

被災された方々の心情を慮ると、とてもそんな余裕はないと言われるかもしれませんが、絶望し心折れることがないよう心を強くお持ちくださることを心から祈念いたします。
(2024年1月13日)

ノルマなんて嫌だ!

昔から政治家のパーティーって何なんだ?と思っていましたが、やっぱりひどいもんだなぁというのが実感です。
正確には「政治資金パーティー」ですか、パーティー券の売り上げ金が裏金の温床になっていたのですね。政治の世界が汚い世界に見えて、ますます嫌になってきます。
それぞれの議員に販売ノルマがあり、ノルマを達成できない議員は出世できないみたいですから大変な世界です。

私が市会議員になる前、2020年6月5日の神戸新聞に「自民党議員には年間1000人の党員獲得ノルマがあり、未達成なら比例代表名簿から除外」という記事が載り、その時も「政治家は営業マンちゃうぞ!」と強く感じ、私は絶対そんなつまらないことに時間を割かない!と決意しました。
いざ、議員になると、パーティー券はよく知らないのですが、国会議員のポスター貼りやら他市町の選挙応援やらビラ配りやら、いろいろ駆り出されている同僚議員の様子を見て「本当に大変だなぁ」と同情?することもしばしばです。 

自分で勉強する苦労はあるものの、無所属無会派の私は他者から命じられることはなく、自分の頭で考えたことを行動できます。もちろん、無所属無会派では要職に付けませんが、自分の考えで自由に動けるので、おもしろいと感じることもたくさんあります。社交辞令かもしれませんが「井上さんのようになりたい」と言ってくれる同僚議員もいるんですよ(*^^)v
皆さんはどう思いますか?
名誉とか権力を重視するなら私のやり方は×ですが、主体性や自由を重視するなら私のやり方は◎です!

私は三田の先人(特に女子教育や幼児教育に尽力した人)のことを調べるのがおもしろくて、ずいぶん勉強しました。
例えば、三田出身の日本人初の心理学者で東京大学初の心理学教授、元良(もとら)勇次郎が「日本の幼児教育の父」と言われる倉橋惣三の恩師であり、結婚の際の仲人だったことなど、議員はもちろん行政職の誰一人知らないだろうと思います(元良は同志社1期生でもあります)。

表面的な賑わいだけを追い求めた地方創生に走っても長続きしないと思います。 

郷土を愛する心は、郷土について知ることが不可欠だと思いませんか? 

他の議員の誰もしないこと、三田市民が誇りに感じる歴史文化の魅力を私はこれからも探っていきます(^^)v
(2023年12月9日)

政治家の資質

日本のリーダーの岸田総理ですが、人を見る目は大丈夫なのでしょうか。

9月の内閣改造後、1か月半の間に神田憲次財務副大臣、柿沢未途法務副大臣、山田太郎文部科学政務官の3人が相次いで辞任しましたが、その辞任理由がひどすぎる!
財務副大臣が税金滞納、法務副大臣が公職選挙法違反関与、文部科学政務官が不適切な女性問題と本当に開いた口が塞がりません!

去年の今頃も岸田内閣の閣僚3人(山際経済再生相、葉梨法相、寺田総務相)が1か月足らずで辞任する異常事態が起きていますから、本当に日本の政治家には信頼に足る人材はいないのかと不安になります。

役職の差配は、党の推薦を踏まえて当選回数を基準にする傾向があるらしいのですが、もう少し政治家としての資質や適性を吟味できないのでしょうか?
市議会議員になってから知りましたが、市議会の役職も会派の推薦を踏まえて当選回数を基準にしている点ではだいたい同じです。
無会派の私に議長や委員長などの役が回ってくることはありません。私はこれでも教員時代は学年主任を9年連続で務めているし、中学高校では野球部キャプテンでしたから、リーダーの資質がゼロではないと思います。でも、無会派でいる限り役職は回ってきません。
「政治は数の力」と言われることは知っていますし、確かに政策決定においては多数を取った方が勝ちですから「質より量」になるのかもしれません。

しかし、政治不信を払拭するためには、やはり「量より質」を求めるべきだと思います!
政治家は多くのしがらみや権力への忖度から解放されなければいけません!
政治家は自らの考えで責任を担って行動しなければいけません!
そうした政治家としての資質を磨くことができる環境を作るためにも新しい選挙システムの構築を急ぐべきだと思います。
(11月16日)

残り1年の任期

議員になってもうすぐ3年が経過し、任期もあと1年になります。
前回の市会議員選挙は10月4日だったので、選挙についていえばもう1年を切りました。

私の周りでも来年の市議会議員選挙についての話題が出始めましたが、こんなに早い時期から選挙戦に向けて動き出すのかとびっくりしています。(すでに~地区の~さんが出馬するらしいとか、~党は候補者を~人出すらしいよとか、真偽はわかりませんが話を耳にします…^_^;)

メディア報道を見ても、選挙と政治は切り離せないとはわかるのですが、選挙運動に多くの時間を費やすくらいなら自分の政策実現に向けて勉強する方が大事なのではないかと考えている私にとっては、選挙はあまり心を動かしません。
前回は、教え子と一緒に楽しみながら選挙運動をしましたが、来年はそれもできないので(社会人になった教え子の時間をわざわざ奪う気はないので…)私は残り1年間の任期を選挙のことではなく、自分のやるべきことに努めたいと思っています。

やるべきことの最優先は、選挙公約でも掲げた「学びのまち三田」の実現です。
本当に明治維新期の三田の人々の向学心はすごくてリスペクトしています!
頌栄短期大学百周年記念誌の刊行のことばの中で「西欧文明の表層部だけでなく、その背後に潜む精神的基盤を追究しようとする三田藩上級武士の深い教養は来日した宣教師が一様に驚愕した」「日本の学生の知識欲の旺盛さの中で(アメリカ人宣教師たちは)意欲を燃やしていた」と書かれています。
飽くなき学びを追求した三田の人々は、決して上級武士だけでなく、当時学問は不用と見なされていた女性たちの目覚めも見逃せません。彼女たちも自立的に学び、深い教養を身に付け、日本の幼児教育に大きな足跡を残しています。

学びを行動に繋げ、自らの生きる道を拓いていった先人を知ることで、多くの市民(特に若い世代)が先を見通せない現代社会を生き抜くエネルギーを得てほしいと願っています。
三田は本当に「学びのまち」と誇れるまちです!(長くなるので書ききれませんが、私がこれまで三田との関係で交流した学校は神戸女学院や同志社をはじめ10校を超えています!)

公約の2番目は「次世代リーダーの育成」ですが、市会議員になって三田市のためにやりたいことが何かあるという方は私と話をしませんか?
私は世代交代の時期がむしろ遅すぎると感じているのです。
  ※ちなみに女性議員を増やすためのクォータ制にも賛成の立場です(^^)
(10月8日)

選挙公約の責任

三田市長選挙では現職が破れる波乱が起き、田村克也新市長が誕生しました。
政党などの支持を受けず、市民派市長として名高い泉房穂前明石市長の応援で当選されたので、マスコミにも取り上げられました。
三田市では初めての民間出身市長らしいので、市民本位の市政運営に大いに期待したいと思います。

今回の市長選挙は、三田市民病院の再編統合問題が最大の争点でしたが、田村市長は再編統合を「白紙撤回」と公約して当選しました。
私は以前に書いたとおり、客観的な立場から再編統合は必要だと考えていたので、9月7日の定例議会の個人質問で、再編統合問題について質問しました。(今回の定例会で質問に立った議員18名のうち11名が市民病院再編統合問題について質しました)
田村市長はある議員への答弁の中で「公約とした『白紙撤回』の意味は、辞書の意味とは違う」旨の発言をされたのですが、さすがに少し呆れました。言葉の意味を曲げてはいけません。
当選することを最優先に、無責任な公約を発信したのならあまりに情けない。
私は教員時代、生徒の面接指導をしてきましたが、今回の市長の答弁は質問に対してきちんと答えていないことも多く、面接試験なら不合格です(^^;)。
『白紙撤回』の勝手な解釈にしろ、政治家って身勝手だよねって思われそうで、あまり教え子には聞かせたくないと思いました。
選挙前に知り得た情報と、市長就任後にレクチャーを受けて知った情報は違うことを少し言い訳にしていた印象を受けましたが、そんなことは誰でもわかっていることなので、レクチャーを受けて自分はどう考えたのかをはっきりと述べるべきだと思いました。

私はもともと「自分が決定に関与していない事項に対して『白紙撤回』と公約するのは、よっぽど勉強していない限りは無責任な発言だ」と考えていたので、今後、市長に就任したからには泥をかぶる覚悟を持って、責任ある言動を取ってほしいと思います。
 

新市長の議会答弁は議員の信頼を得られるものではありませんでしたが、まあ、初めてなので仕方ないかもしれません。
信頼に足る市長かどうかはこれからの仕事ぶりで判断されます。 
市民の信頼を得られないことがないように頑張ってもらいたいです。
(9月8日)

魑魅魍魎(ちみもうりょう)


三田市の市長選挙戦が始まりました。
私は全く政治の世界とは別の世界に生きてきたので、今の自分の立場を客観的に考えることができます。
今回の市長選の最大の争点は市民病院の統合問題です。
長く説明は書けませんが、私は急性期の病院を維持・充実するためには、統合は正しい選択だと考えています。しかし、統合病院の設置場所が三田市境の神戸市北区になることもあり、統合に反対する市民が7000筆弱の署名を集め、住民投票実施の直接請求がありました。
私は、病院統合には賛成の立場ですが、住民の直接請求は民主主義で保障された権利だと考えているので、住民投票には賛成しようと思っていました。
ところが、反対派から出てきた住民投票条例案には成立要件がなく、投票率が低くても過半数を得た立場を尊重することと書かれていました。
私は、住民投票というからには、少なくとも有権者の3分の2(最低でも過半数)の投票が成立要件になるべきだと考えていたので、その考えを反対の立場の党の議員へ伝え、成立要件を条例案に入れてほしいと要望しました。しかし、残念ながら成立要件が条例案に書かれなかったので、私は市議会で直接請求に反対しました。
こんな事情があったので、私は反対派のビラに「市民の権利を奪う三田市議会」と書かれると、ちょっと違うなぁ、どっちもどっちな感じだなぁと思います。
議員になっていろいろ思うことがありますが、政治の世界は何かすっきりしないことを多く経験します。
もう、20年以上議員をなさっている先輩から「政治は魑魅魍魎の世界だから、人間関係を大事にしていかないといけません」と忠告されます。
たいへん有り難い忠告で感謝しているのですが、政治の世界が魑魅魍魎が跋扈する世界のままではいけないと思います。
やはり、正確な議論を積み重ね、しがらみに捕らわれない正しい選択ができる世界にならなければ、混迷の度を益々高める現代社会を持続可能なものにはできないと考えています。
  ※魑魅魍魎…私利私欲のために相手を騙したり陥れたりする人の多い世界
(7月16日)

たくましく

ある事情で伝えたいことができたので、私が学年主任をしていた時に書いた学年通信の記事を引用させてください。



新入生のみなさん、入学おめでとう。みなさんの入学を心から歓迎します。

若者を取り巻く社会状況が厳しい現在だからこそ、私はみなさんがたくましさを身につけ、自立への第一歩を踏み出せるように接していきたいと思っています。

先月、東北の被災地石巻市を訪ねたのですが、3年を経ても震災の爪痕はいたるところで生々しく、復興が進んでいないことに驚きました。また、被災者の方にお話を伺っても、多くの方が心に深い傷を刻んでいることを実感しました。

ある保育園の園長先生は、家庭に送り届けた園児が津波に流され命を落としたことをたいへん嘆いていらっしゃいました。あるタクシー運転手は、がれきの山と化した町の風景はゴジラに破壊されたまちそのもので、幼子も含めた悲惨な死体が頭から離れないとおっしゃいました。そして誰もが、まさかあのような津波が襲ってくるなんてまったく考えたこともなかったということだったのです。

「たいへんでしたね」と言葉をかけると、「私よりひどい状況の人がたくさんいるので、たいへんなんて言っていられません」と返ってきたことに心が痛むと同時に、「頑張るしかない」と自分に言い聞かせながら生きている方々の姿に人間の強さを学びました。逆らえない運命に飲み込まれそうになっても、生きる意欲を失わないたくましさが人間にとって必要なのだと改めて感じました。

どんな困難に出会っても、ひるまずくじけず生きてほしい。そんな願いを込めて学年通信のタイトルを「不撓不屈」に決めました。

誰もが困難な状況に直面することは避けられません…この当たり前のことを肝に銘じて、それを克服できるように3年間力を合わせて頑張りましょう。

(2023年4月26日)

最年少市長誕生

私は市会議員とはいうものの従来の選挙のやり方を良しとしていないので、多くの選挙には無関心でいました。


しかし、昨日の芦屋市長選挙には本当に驚きました😳

高島崚輔さんが史上最年少の26才で当選したからです‼️

特定の支持組織を持たない高島さんが「芦屋を世界一住み続けたいまちにする」という信念で草の根の選挙活動を展開したこと、TikTokなどのSNSを活用し再生回数100万回超の投稿などで支持を広げたこと、などの記事を読むととても痛快です。

詳しいことはまだ調べていませんが、とにかく26才の若者が未来のために立ち上がり、多くの市民の支持を勝ち取った事実が嬉しいのです😃

政治の世界は保守的且つ多くのしがらみがあるので、今後、いろいろな壁にぶち当たるでしょうが、柔軟な知力と若いパワーで乗り越えてほしいと思います‼️


高島さんは28才で四條畷市長になった東修平氏を師と仰いだと話していますが、

彼ら若い世代が政治の中枢に参画し、時代を切り拓く姿は頼もしい限りです☺️


そう言えば昨日、小野市議会議員選挙もありましたが、トップ当選したのは30代の平田まみさんでした✌️

平田さんとは女性の政治参画について少しメールのやり取りをしたことがあるのですが、彼女のホームページには「若い力、新しい風、世代を結ぶ、架け橋」と書かれています。


これからは若い世代や女性の政治参画が後戻りしない大きなうねりになるはずです‼️

高島さんや平田さんのような政治家には、多くの次世代が政治を自分ごととする模範として、背中を見せ続けてほしいと思います📣


私の経験でよければ伝えたいので、市会議員に少しでも関心のある次世代の皆さん、いつでも訪ねて来てくださいね😊

(2023年4月24日)

地方選挙の投票率

兵庫県議会議員三田選挙区には、定数2の中に4人が立候補し激戦でした。
激戦は選挙前から予想され、予想通り2位の自民党候補と3位の維新の会候補との差は400票弱しかありませんでした。
私は4人の候補者全員と面識があるので、初めて県議会議員選挙に関心を持ちました(;^_^A
私は無会派なので誰を応援してもよいのですが、態度を明確にしないのは潔くないと思い自民党候補を応援したのですが、当選が決まりホッとしました。
 

応援した自民党候補とは原発稼働や核兵器禁止条約批准の問題などで対立し、膝を交えて議論したこともありましたが、折り合いがつくことはなく、やはり自民党の考えと私の考えは違うと感じていました。 

それでも自民党候補を応援した理由は「考え方は変えられても人間性は簡単には変えられない」と考えたからです。
面倒を厭わない誠実な人柄、困難から逃げない行動力などを普段の仕事ぶりから感じていて、彼の人間性への信頼は揺るぎないものになっていました。
彼なら県議会でも一生懸命頑張ってくれるでしょう。

それでも投票率は40%ほどで、6割の有権者は投票権を放棄しました。
全国的に見ても投票率は低い水準で、民主主義の危機との見方もあります。

投票率が低い理由は明らかです。
多くの有権者は候補者のことを知らないので、投票に行くインセンティブが働かないのです。
選挙の時だけ耳触りのよい公約を連呼する候補者をふつうは信頼しないでしょうし、選挙ポスターをベタベタ貼って選挙カーで名前を連呼して「お願いします」と言われても、白けた感じになるのは当たり前です。
私は選挙期間中、選挙はがきも投票依頼電話も選挙カーも使用せず当選できたのですが、それは私のことを知っている教え子を中心とした有権者がいたからです。

自分が知る信頼できる人物が立候補すれば、誰でも必ず投票に行くでしょう。
だから、投票率を上げるためには、立候補者側に立てば「自分を知っている人を増やすこと(名前だけでなく人柄を)」、投票者側に立てば「自分が知っている(信頼している)人に立候補してもらうこと」に尽きます。
その努力と工夫をお互いにしていかなければ投票率は決して上がりません。

工夫はいくらでもできると思うのですが、それはまた別の機会に…。
  (2023年4月10 日 )

世の改良者

先日、63歳になりました😊

気持ちは若いのですがデジタル化になかなかついていけず世代交代の必要性を実感します…💦


三田の歴史を調べていると大変興味深い出来事に出会って驚くのですが、今日は三田でキリスト教の伝道に携わり、明治10(1877)年に三田のキリスト公会献堂式では司会を務めた同志社大学創立者の新島襄(にいじまじょう)の言葉を紹介します。


「外国人に対する警戒心が強く自国の女性たちを奴隷扱いする」と『ミッチェル地理書』で当時の日本を紹介していますが、そのような社会で新島は「キリスト教は男子だけのものではなく女子にも等しく伝えられるべきもの」と訴え、女学校への協力を惜しみませんでした。

1890年、死の1ヶ月前には矯風会の佐々城豊寿宛ての手紙でこう述べています。

「貴姉(あなた)に頼みたいことがある。女学校の生徒に人権を重んずべき事と慷慨心(社会の不正に憤ること)を起こさせてほしい。そもそも婦人は社会改良や社交のことには男子より力や勢いがあるものだ。決して失望することなく怠けることなく遠慮することなく世の革命者、改良者になって働いてもらいたい」


命の終わりを自覚していた新島にとって、女性の社会改良への積極的な参画を願う気持ちはとても強かったのです‼️

私も高校教師の間、女子の力と勢いに驚かされ続け、熱意も能力も素晴らしい女子にたくさん助けられました😃

だから、できる事なら自分の議席を慷慨心を持ったデジタルネイティブの女性に譲りたいと考えているのです。(女性と男性を区別するのもいけないでしょうけど…😅) 

  (2023年3月29日)

道は繋がった

兵庫の三田と東京の三田が福沢諭吉を通して歴史的繋がりがあることを活かし、港区の全国連携プロジェクトに参加することで産業振興やシティセールスにチャレンジすることを提案していましたが、少し前進しました✌️

港区の札の辻スクエア3階の民間連携床に兵庫三田の観光ガイドや三田米のチラシが設置されています❗️(4階から7階は港区立三田図書館です😊)

次は兵庫三田と港区三田との関係を語れる語り部を増やす必要があるのですが、ともかく二つの場所が繋がったことに意味があります♪

東京は新しいビルが次々に建って元気です❗️東京一極集中是正とは言われますが、東京との関係なくして人口減少下の地方の成長はなかなか見込めません。

東京という巨大マーケットに挑戦する事業者が次々に現れて、細い道を広げていってほしいと願います。
(2023年2月1日)


政治は変えられる

  またHP更新をサボってましたm(__)m
  でも仕事はサボってない…つもりです(^-^)
町でよく議員のポスターや後援会の看板などを見かけますが、景観として見苦しく思い、私は全く出していません。また、「相談があればいつでもご連絡を」などと書いて出したら、どれだけ相談が来るか恐ろしくて…(;^_^A
学校の先生でも相談しやすい人としにくい人がいたでしょう? 
私はどちらかというと相談されやすい教師だったので、自分の露出は控えめにさせてもらっています。
(今週も先週もノーアポでの来客があり、結構千客万来?なのですm(__)m)

今日は選挙に関して共感できるニュースを紹介します。

11月20日にネパールで下院選挙がありました。
その選挙が定数275人に対して立候補者が2,412人、それもそのうちの4割が無党派や新党の立候補者だと聞いてびっくりしました!

立候補者のひとり、女性外科医のカルキ候補の言葉が胸に響きました。
「今の政治家たちは変化を望んでいない!誠実さもない!人々は本当の変化と問題の解決を求めています!」

岸田内閣の閣僚3人(山際経済再生相、葉梨法相、寺田総務相)が1か月足らずで辞任する異常事態を見ると、本当に日本の政治は大丈夫かと情けなくなります。

無党派や新党の候補者、それも若い候補者がこれだけ出たのには布石があります。それは 既存政党や政治家への不信感の高まりを受け、今年5月の首都カトマンズ市長選挙で32歳のラッパー、シャハ氏が圧倒的な支持で当選したことです。

ニュースで流れたシャハ氏の言葉です。
「ほとんどの若者たちは以前自分たちが候補者になれるとは思ってもいなかった。しかし、今、彼らは自分たちが市長や国会議員になれると理解している。人々の声は政治を変えることができるのです。」

日本の政治も変えられることを信じましょう。
(2022年11月23日)

三田(さんだ)と三田(みた)と福沢諭吉

9月の議会個人質問が終わりましたが、その中で、東京都実施の全国連携プロジェクトに関して、港区が実施するプロジェクトへの参加を提案しました。

地域活性はどの自治体も似たような施策をしているので、私は地域固有の歴史や文化に根差した戦略を練る必要があると考えています。
「学びの都(まち)三田」を標榜する兵庫県三田市として、福沢諭吉の影響を強く受け、他藩に先駆けて西洋文化を学び導入した歴史を活かさない手はないと思います。

福沢諭吉は、三田藩主九鬼隆義を訪ねた翌年に慶應義塾の学舎を東京・三田に移しており、二人の関係は家族ぐるみで生涯続き、隆義が亡くなった際、諭吉は訃報を息子たちにその日のうちに手紙で知らせています。また、当時の三田の銘酒「牡丹正宗」と三田米のすばらしさを大新聞「時事新報」に寄稿したりもしているのです。
このような関係を慶応義塾大学の図書館などで調べたのですが、残念ながら東京の人は兵庫県三田市の存在をほぼ誰も知らなくて、私の名刺に印刷されている「三田」を「さんだ」と読んでくれる人はいませんでした😢

実は、福沢諭吉が三田市を訪ねて来たり有馬温泉に2週間滞在したりしたことを知る人は、三田市民の中でも少数です。(日頃、一万円札にお世話になっているのに…) 私からすると、なんと勿体ないことかと感じます。

行政が道を繋げば、そのあとは意欲とアイディアに溢れた事業者が自立自走し、道を拡げていくはずです。特に、若い世代のチャレンジに期待です!(明治維新の時も若者が時代を動かしました!)
行政は余計なことはせず、道を繋ぐ役割を果たせばいいのです。事業者も下手に行政に期待せず、自ら主体的にチャレンジすることこそが重要です。港区には三田だけでなく、麻布、六本木、芝浦、お台場、高輪、白金など魅力あふれる巨大マーケットが目白押しで、自らの力を試す最高の舞台が揃っています!

慶応義塾大学正門の近くに「三田おにぎり」という店を見かけて、一瞬「さんだおにぎり」と読んでしまいました(;^_^A
近い将来、三田(さんだ)米で作った三田(みた)おにぎりを食べてみたいなぁ。
(2022年9月10日)

政治家不要論

最近話題の成田悠輔著「22世紀の民主主義」を読むと、若き知性の歯に衣着せぬ本音が書かれていて痛快です。
日本の停滞は選挙に行くとかで変わるような生ぬるいものでなく、民主主義のルールそのものを変える革命が必要と説き、政治家不要の民主主義の可能性を唱えています。

私も一応政治家ですが、旧統一教会と政治家の関係や詐欺で逮捕された美人?寝屋川市議の報道などに接すると、政治家って何なんだと感じるし、信用できなくて当然だと思います。私が市議会議員に立候補したのも政治家を信用できず、何をしているのか知りたい気持ちがありました。

選挙だから当然なのでしょうが、市議会でも様々な宗教団体からの支援を求める議員はいますし、しがらみのある団体が皆無の私から見ると「選挙のため」にずいぶん頑張ってるなあと感じます。議員になってから、他の議員に「あの団体は…百票、党の公認を得たら…百票上積みされる」といった話を聞いて、選挙ってそういうものなのかと認識したりします。

政治の世界に入ると、教員時代よりもさらに古い体質を感じて困惑することもありますが、そんな中で私がそれなりに活動できるのは、しがらみがなく自由であることが大きいと思います。

政治家不要論の成田氏は、政治家に定年制や年齢制限を導入し権力の座に居座り続ける人を排除することや、政治参加する人の多様性を保証することは重要だと説いています。権力の座に居座ったプーチンはとんでもないことを仕出かしましたし、3期目を目論む習近平の率いる中国の動きも心配です。また、岸田改造内閣の顔ぶれを見ると、女性が2人で40代は1人だけ、「ちょっと年寄りすぎるだろう(;^_^A」というのが率直な感想で、改革を推進できる内閣とは思えません。

若い人たちには「選挙に行け」ではなく、「選挙に出ろ!それも情報機器を利用して しがらみが生じる団体の票などが不要になる繋がりを作って出ろ」と助言したいと思います。投票率が限りなく100%に近づいて多様性に満ちた政治家集団になることを夢見ています。

(2022年8月10日)

SNS疲れ!?

久々の投稿ですが、仕事さぼってたわけではありません。(報告も仕事か…(;^_^A)
私の応援団?のLINEグループには毎週活動報告の投稿をしているのですが、HPはホッタラカシでしたm(__)m
世間ではSNS疲れが話題になったりしますが、私もどうやらSNS向きではないようです。とにかく、他人のSNSをチェックするのが面倒くさい。議員になってチェックする相手が増えて、ちょっと疲れたので、距離を置きました。
地方議員は顔の知った関係を広げ、信頼を得れば選挙で勝てると思います。だから、無理して不特定多数にSNSを発信するより、自分のやるべきことを見つけ、行動することが大事だと考えています。

6月の定例議会では個人質問を6点ほどさせていただきましたが、その中で男性トイレへのサニタリーボックス設置の提案をしました。
膀胱がんや前立腺がん、加齢などが原因で日常的に尿漏れパッドをつける男性が増加し、処理に困っている現状を報道で知り、高齢化が急速に進む三田市にも設置が必要だと考えたからです。
どの自治体も財政状況は厳しいですが、市民のためになることで多額の予算を必要としないことなら積極的に動いてくれます。市役所の男性用トイレにはすぐに設置され、今後、公共の男性トイレにも設置を進めてくれるそうです。

発言することで、誰かの役に立てる…議員の仕事にもやりがいがあります。勿論、なかなか思い通りに事は運びませんが、それはどの職業でも同じでしょう。
参議院選挙が迫って「選挙」で忙しい政治家も多いですが、「選挙のため」の政治家にならないようにしてほしいものです。
私は議会にはもっと多様性が必要だと考えています。
若い世代の人や女性など、後進には喜んで道を譲りますから、デジタル世代の社会変革を志す人で地方議員に興味のある方は、ぜひお話ししましょう。
(2022年7月1日)

白洲次郎と日本国憲法と鶴川

白洲次郎は、第2次世界大戦後、吉田茂首相に請われてGHQとの折衝に当たり、日本国憲法成立に深く関わりました。私を含めて多くの国民は平和憲法をすばらしいと考えていますが、GHQ主導で短時間に起草した成立過程を知ると、改正したいと考える一派の気持ちもわかります。

ウクライナ侵攻で国際情勢の不安定さが増大し、安全保障の枠組みの議論で、憲法論議も熱を帯びてくることが予想されます。
平和な社会をどのように築くべきか、ひとり一人が自分の考えを持つべき時期が来ています。

白洲次郎の墓は三田市の心月院にあります。自分の信じた原則(プリンシプル)に忠実で、GHQに「従順ならざる唯一の日本人」という印象を与え、日本が言うべきことを堂々と主張したという生き様は「すごい」の一語に尽きます。

透徹した見識で、太平洋戦争に参戦すれば日本は負けると判断し、早々に鶴川(東京都町田市)に疎開し、農業に従事したという次郎の住居は、今も旧白洲邸「武相荘」として一般公開されています。

このHPの「マイストーリー」にもありますが、私は小学校3年生から6年生までをたまたま鶴川で過ごしており、本当に不思議な縁を感じます。
鶴川で過ごしたのも偶然なら、三田市民になったのも偶然だからです。

遺言は「葬式無用、戒名不要」の一言で、自分の信条を貫いて生き抜いた白洲次郎のように格好よく生きたいと、62歳の誕生日を迎えて思っています。
  ( 2022年3月25日 62回目の誕生日)

ロシアによるウクライナ侵攻


平和慣れした私には、俄かに信じがたいことが現実に起こってしまいました。
このような衝撃は、東日本大震災時の津波を目の当たりにして以来です。
今この瞬間にも戦火の中で震える人たちがいると思うと、言葉にならない悲しみと恐怖を感じます。一瞬にして世界が変わるのか……。

ウクライナの土地は世界有数の肥沃なチェルノーゼムという土壌で、ヨーロッパの穀倉地帯として常に争いに巻き込まれてきました。そういった歴史の背景からか、土地に対する愛着が強く、命を懸けて守ろうとする姿に心が痛みます。
一刻も早く争いが終結してほしい…。

闇の部分も指摘されるSNSですが、この戦争ではSNSによるリアルな発信が効果を発揮しています。ゼレンスキー大統領の発信はまるで映画の世界のようで、民主主義陣営の団結に力を発揮しています。悲惨な現場からの映像も、見るのはつらいですが戦争犯罪の証拠としての意味を持ち、必ず裁かれる日が来ることを確信できます。

私たちは、戦争を肯定するような指導者や党派を絶対に許さないと強く決意し、平和のための連帯を築いていくしかないと思います。(2022年3月12日)

変革の時代

オミクロン株の拡大、驚異的ですね💦

今月末に予定していた視察・研修は中止しました😭

まぁこういう時は焦らずに健康管理に集中しましょう。


健康と言えば、先日は国民健康保険運営協議会を傍聴しました。


被保険者数の減少で保険料を上げざるを得ませんが、急激な負担増にならない工夫をしているのが現状です。


国保は主に自営業や退職した方が加入しますが、本市には約2万人の被保険者がいてその7割が年収200万円未満なうえ、3割は無所得の方です‼️

今のような長寿社会では長く働く人が多くならないと制度維持が難しくなります💦

生産年齢人口が減る超超高齢社会をどうデザインするか、根本的に考える変革の時代に突入しています‼️

日本は世界で最も高齢化した国として前人未到の経験を続けるはずですが、教育をしっかりしないので欧州などに比べて日本は危機感が薄い気がします😅


とにかく、健康で長く働くことが社会保障費抑制に貢献することは確かなので、次世代のためにも健康を意識した生活にシフトしましょう‼️

私の健康法は腹八分目です😃
(2022年1月)

期間限定政治家

私が市議会議員になって今日でちょうど1周年です。
勉強することが多く、あっという間に感じます。
この1年で読んだ書籍は50冊を超え、新聞や雑誌記事、毎日タブレットに配信される議会資料…とにかく活字に埋もれた日々でした。(頭に入れようとしてもすぐに抜けるので大変です ;^_^A)
読書(活字)嫌いな人は議員に向かないことは確かです!

今は衆議院議員選挙が間近で、世の中騒がしくなっていますね。
野党連合が政権を奪取すると息巻いていますがどうなりますやら…。

そんな中、今回衆院選に立候補せず、政界を引退する山尾志桜里さんの記事に目が留まりました。いろいろ話題になった方ですが、彼女は「期間限定政治家」という新しいキャリアを示すために引退を決めたと述べています。「漫然と政治家を続けていくよりも新しいキャリアを切り開いた方が自分も成長し、より社会に貢献できる」と考えたそうです。

引退理由を素直に信じられない面も少しありますが、次の言葉には大いに共感しました!
「政治家は、任期中の本業よりも次の選挙に当選するための作業に多くの時間を割いています。現在の選挙至上主義のもとでは、同じ選挙区から現職優先で出馬し続けるのが当然とされ、政治家の健全な新陳代謝を阻み、若い世代への政治の門を閉ざし、当選回数の多い先輩議員が力を持ってしまいます。女性が挑戦する環境が整わず、女性議員の比率が一向に増えない根本原因になっています。」

 私も若い世代や女性が政治の場でもっと活躍する機会を様々な工夫をして作るべきだと考えます。議員の仕事はジョブ型なので、長くすればよいものではなく、次の優秀な世代が育てば進んで替わるべきものです。実際に若い世代には優秀な国会議員も増えているので、彼らが早く活躍できるようにすべきだと思います。
 

私は「次世代リーダーの育成」を公約で掲げており、以前から「期間限定政治家」の考えを持っています。市議会は国政に大きな影響を及ぼすものではないかもしれませんが、それでも新陳代謝を進め、多様性を持つ優秀な人材が集まり、建設的な議論をすることで、多くの市民が市政に関心を持ち、自分事として社会を考えるきっかけになる場にしていきたいと思います。

この1年で0歳から80歳代まで50人近くが私の議員控室に訪ねてきてくださいました。(内、教え子が半分近く^-^)若い世代の訪問客が増えて、心地よい風が吹いています。市会議員の仕事に興味のある方(特に若い世代)の訪問は大歓迎です!
(2021年10月23日)

本当の気持ち

9月定例会が終わりました。
個人質問では、①公共スケートボードパークの設置、②学校での循環型農業菜園の取り組み、③有機栽培面積拡大の施策、④千丈寺湖の環境保全、⑤新ごみ処理施設整備基本計画について、の5点を質問しました。
次世代にとって環境問題は最重要だと思っているので、環境に関する質問が中心です。
ただ今回は、教え子からの提案である「公共スケートボードパーク」の設置について頑張りました(^.^)
野球の世界で生きてきた私にとって、スケボーは不良の文化といったマイナスイメージがありましたが、オリンピックでの10代選手の大活躍を見て個性あふれる魅力あるスポーツだとわかりました!
多様性が尊重されるこれからの時代にふさわしいスポーツだと考え、個人質問で1番に取り上げました。教え子も傍聴に来てくれたので気合が入りました!
ただ、場所と費用がかかることから、当然すぐにOKとはいきません。「調査研究します」との答弁でしたが、諦めずにプッシュしていこうと思います。
三田市の若者の絶大なる応援を期待しています(*^^)v

ところで、沖縄の辺野古基地工事の埋め立てに戦没者の遺骨が埋まっている土砂を使わせないという意見書を政府へ提出することを求める請願がありましたが、否決されました。
人道上許せないことだと思って、私は紹介議員にもなったのですが、賛成してもらえませんでした。賛成してくれると思った議員が棄権したりして残念でした。
党や会派の意向が尊重され、個人の考えは通らないことがあるようです。

私は、政治家とはいえ本当の気持ちを大切にする人間でありたいと思います。
その方が絶対に幸せだと思うからです。
先日も述べましたが、やはり私は無所属無会派が似合っているようです。
(2021年9月17日)

51 対 49 の融和


無所属無会派で気やすいこともあってか、最近、指名で相談されることも多くなり、先日相談に来られた方は、ワクチン接種の危険性を強く訴え、「若者にワクチン接種をさせないよう」発信してほしいとのことでした。
確かにワクチン接種のリスク情報が少ないと思って調べてみましたが、案の定、ワクチン推進派と反対派がお互い非難しあって、過激な言葉も目につきました(;'∀')
ワクチンに関してはまだわからないことが多いのですが、接種のメリットがリスクを上回っていると判断され、接種が進んでいます。

結局、ファクトチェックの意識を持って自分で判断することが大切だという結論ですが、もう少しメリットとデメリットを並立させた議論をオープンにできないものかと感じます。大阪府泉大津市の南出市長などは子どものワクチン接種は慎重にと発信しています。

世の中の様々な問題は、どちらの言い分にも一理あり、判断が難しいことも多いですから、最初に述べたように、100%賛否の立場は取れないけれども、1%でも正しいと考えた行動を取っていきたいと思います。
ただ、相手を汚い言葉で非難するのではなく、相手の立場も尊重して、「51対49の争い」ではなく、「51対49の融和」を目指す社会になることを願います。 


1%でも正しいと思う選択ができるように、私は無所属無会派を貫きます! 

一般質6月定例会で一般質問しました


現在三田市では今後10年間のまちづくりの指標となる第5次総合計画を策定しています。市民委員も交えて3つの分科会で議論が始まっていますが、審議会が出した答申を市議会でチェックして、最終的に2022年3月の議会で議決承認する予定です。

市長が定例会初日に「ゼロカーボンシティへの挑戦」を表明しました。「気候非常事態宣言」を表明して、気候問題への市民の協力を求めていく重要性を一般質問する予定でしたので、市長の突然の表明に少し驚きましたが、持続可能な社会構築のためには「脱炭素社会」への取り組みは必須なので、「ゼロカーボンシティへの挑戦」表明はよかったと思います。一般質問でも述べましたが、表明するだけでは意味がないので、どのような具体的施策に落とし込んでいくのかしっかりチェックし、提案していくつもりです。未来世代のために少しでも責任を果たしましょう。







政治家の端くれ


議員になって半年以上経ちましたが、この半年は受験生時代に舞い戻った感じでした。(今もそんな感じですが…) とにかく行政のやっていることは多岐にわたっているので私にとって知らないことだらけでした。(今もそうですが…) ずいぶんいろんな本を読みましたが、何せ還暦過ぎの鈍った頭?なのでなかなか頭に入らないことが多く、困ってしまいます。
でも、新しいことを知るのは楽しいし、気持ちを若く保つにはよいことだと思っています!

今、無会派は私一人で、狭い部屋ですが一人なので受験生の勉強部屋という感じです。
一人なので影響力は高が知れているでしょうが、自分の思うように自由に活動しています。発信はLINEグループとインスタしかしていなかったので久々にHPに書き込みますね。

私が議員になった大きな理由は、教え子たちに社会に関心を持ち、政治活動も視野に入れて社会に向き合ってほしかったからです。(教え子たちは私の息子や娘世代でもあります)

SDGsに象徴されるように、2030年はとても重要な目安のような気がしています。NHKスペシャルの「2030年 未来への分岐点」で取り上げていたテーマはどれも非常に深刻で、他人任せにできないことばかりです。私が生きてきた61年の間に、科学技術は信じられないほど進歩し、「こんなこともできるのか!」とびっくりすることが次々に起こる人生でした。けれども、人間の心はあまり進歩しているようには思えないのです。むしろ、懐疑心とか探究心とか、物事の本質を追究する姿勢が足りないように思えるのです。そこが不安なのです。

科学技術がここまで進歩した現代、どのような社会を築くかを真剣に考えなければ、人類はたいへんな方向へ行くことになるような不安があります。(杞憂になればいいのですが…)

政治の世界も私にはわからないことばかりですが、市会議員も政治家の端くれというのなら私のような政治家がいてもいいと思っています。「あたりまえを疑う」ことから思索が始まるからです。お金や権力や党利党略を超えたところにある政治もいつか実現できるのではないかと信じます。私は次世代のインフルエンサーが私の席を取りに来るのを待っています。

今月一般質問に立ちます。
緊急事態宣言中のため傍聴不可ですが、環境と教育問題について何点か質問しますからね。

2021年6月8日

文教都市づくりへの取り組み


昨年12月の初の一般質問では公約通り文教都市づくりのための布石を打ちました。近い将来、三田市立高等学校で独自カリキュラムに基づき未来に羽ばたくSTEAM人材を育てたいと考えています。市立学校は無理かもしれませんが、子どもたちの糧になる新しい教育を創造したいので、ご支援よろしくお願いします。

時代の変化が激しくなる環境では変化に柔軟に対応しなければなりません。
紙の印刷物になった時点で情報としては古くなっている可能性が高いといわれるほど、変化のスピードが速い時代には、一度決めたことでも再考して別の対処法を実行する柔軟性も必要です。私は前例踏襲や他者に同調する思考停止は好みません。

正解のない世の中の諸問題について、自分の頭で考え、行動しましょう!
私は会派に所属して会派拘束を受けることはありません!
間違いも多いと思いますが…(^^;) 私は自分で考えて、行動します!

お礼

この度の三田市議会議員選挙において、お陰様で当選することができました。
たいへん光栄であるとともに、身の引き締まる思いでもあり、市民の皆様からいただいた信頼と期待を真摯に受け止め、全力で職務を務めていく所存です。引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

大きな地盤もなく、完全無所属でもあり、不安に感じていらっしゃった方も多いと思いますが、私の大きな地盤は教え子たちであり、彼らの大きな力に支えられて当選することができました。ポスター貼りの際の自動車の運転、ビラの証紙貼り作業に教え子の父母の助けを借りたほかは、すべて教え子の力で戦いました。

この選挙戦を総括すると、「企画 井上しょうご・監督 教え子たち による共同作品」だと考えています。微力な私に力を与えてくれたのは、紛れもなく若い力です。若者の行動力を証明できたことがこの上ない喜びであり、この事実が日本各地に伝播して多くの行動力ある若者を勇気づけられたら嬉しいと思っています。

普通の人には、選挙カーも選挙はがきも投票依頼電話も使わず、事務所も借りず看板も立てない選挙戦は無謀に見えたかもしれませんが、私には勝算がありました。それは、教え子への信頼です。「当たり前を疑う」「チェンジにチャレンジする」「次世代の利益を考え行動する」ことを忘れずに力いっぱい頑張ります。

なお、候補者が「当選お礼の挨拶行為」や「祝勝会」をすることは、公職選挙法で禁じられていますので、ご了承ください。皆様の応援してくださった気持ちに応えるべく、仕事でお返しをしていきたいと思います。10月23日以降は市役所6階の議員控室にいることが多くなりますので、お気軽にお立ち寄りください。

   2020年10月4日 

お見舞い

新型コロナウイルスの世界的大流行により、健康面や経済面はもちろん、あらゆる面で深刻な影響を被られたすべての皆様に心からお見舞い申し上げます。
想像を超えた出来事に直面し、大きな不安を感じていらっしゃる方も多いと思いますが、今こそみんなで知恵を出し合ってより良い社会を築くために助け合いましょう。

次世代の幸せが私たちの希望になる

世の人すべてが幸せに暮らすために国連が掲げた持続可能な開発目標(SDGs)の達成目標は2030年。

この10年をどう行動するかによって私たちの未来は大きく変わります。

よりよく変わるためには一人でも多くの人が社会に関心を持ち、政治を他人事ではなく自分事として考えることが必要です。

共に明るい未来をつくりましょう!

時代は大変革期 Society5.0

人類は深刻な危機に直面するたびに、その危機を社会がより良い方向に進むための契機としてきました。

新型コロナウイスによるパンデミック(世界的大流行)を経験した今、私たちは社会の大きな変革へのチャレンジを始めます。

大切なことは次世代の利益になるように行動することです。


※Society5.0( ソサエティ5.0)…サイバー空間と現実空間が融合したシステムで経済発展と社会的課題解決を両立する、政府提唱の未来社会コンセプト。狩猟、農耕、工業、情報社会に続く「人類5番目の社会」。

『学びの都 三田』で共につくる明日の三田へ!

この三田の地から、他の自治体に先駆けた取り組みを

三田市は国内でも有数の高齢化加速自治体です。内閣府の人口推計調査によると、今年(2020年)の老年者人口(65歳以上)はすでに約29,000人(市民の26%)なのですが、10年後の2030年には なんと約36,500人(市民の35%)に増える見込みです。

逆に、現在67,000人(市民の61%)の生産年齢人口(15歳以上65歳未満)は10年後には55,100人(市民の約53%)に減ってしまいます。

もちろん、人間は英知を結集し、科学技術の進展や産業構造の変革によって超高齢社会に迫る数多くの危機を乗り越えようとしてはいますが、今すぐ政治的、社会的アクションが必要な状況であることに変わりはありません。

みんなで知恵を出し合って幸せに暮らせる社会を創造していきましょう。この三田の地から、他の自治体に先駆けた取り組みを全世代の力を合わせて発信できたなら、すばらしいことだと思いませんか。

他人任せではなく主体的に行動することが生きる喜びにつながる、私はそう考えています。 

時代をリードする日本屈指の「文教都市三田」の実現を目指します

三田市は関西学院大学三田キャンパスや湊川短期大学等の高等教育機関と教育・子育て・環境・防災などあらゆる分野で連携する「学びの都 三田」構想を掲げています。

その実現のためには高大接続改革による主体的な学びへの転換が成功のカギになりますが、私はこの教育改革実現のために全力で取り組みます

また、いじめや不登校などの問題に対しても学校現場での経験を活かして自分事として真摯に対策を講じます。

最近のオンライン授業などからもわかるように、これからは個々の子どもに最適化した、テクノロジーを用いた教育モデルが構築され、「教える教育」から「自ら学ぶ教育」へのシフトが進みます。

教育は私たちの未来にとって最も重要な課題の一つなのです。

私は高大接続改革を軸に、時代をリードする日本屈指の「文教都市三田」の実現を目指します。 

プロフィール


本名:井上昭吾 (いのうえしょうご)
誕生日:1960年3月25日 
血液型:A型
家族:妻と一男一女の4人家族

1982年に早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。その後、松下電子部品株式会社、株式会社サンリオにて、営業・マーケティングを学ぶ。

進学塾講師を経て、兵庫県立高等学校教員として26年間勤務。県立三田西陵高等学校には15年間勤続し、12・13回生担任、16回生学年副主任、19・22・25回生学年主任を務める。

25年間の硬式野球部指導により県高等学校野球連盟より感謝状を贈られる。

趣味:ジョギング、野球、読書、教え子と話すこと

好きな言葉:「許すということは、強さの証だ。」