お知らせ

■『C3 PRESS』発行




後援会ニュースを発行し、2020年8月10日に新聞折り込みさせていただきました。多くの人の目に触れて、何か感じてもらえたらいいと思います。

特に、若者たちには政治を人任せせず、自分で考える大切さを感じてほしいです。

とは言っても、若い世代は新聞を購読しなくなっている現実があり、私もSNSのうねりに乗り遅れないようにしたいのですが…。

残念ながら若い人の力を借りなければ全然ついていけていません(^^;

無所属であること

私が政党に属さず無所属であることには理由があります。


政党であれ職場であれ、組織に属すると覚悟しないといけないことがあります。それは「同調圧力」に晒され、その圧力には抗しがたい点です。

例えば、私は原子力発電ゼロが目標です。原発は高レベルの放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」を出し、その処理技術が確立していないため、その危険なゴミの処分を未来世代へ押し付けていると言っても過言ではありません。

だから、私は絶対に原発反対の立場なのですが、もし原発容認の立場の自由民主党に所属していれば反対は難しくなります。自民党員の中にもきっと原発反対の人は多いと思いますが反対表明しにくいのです。

また、2020年6月5日の神戸新聞朝刊に「自民 年間1000人党員獲得を 未達の議員は比例除外」という記事がありました。自民党に限らずどの党でも党員獲得のノルマは常態化しているようです。党勢拡大のためにやむを得ない面はあるにしても政治家は営業マンではないはずです。 

前述のハヴェルは「自分の居場所をイデオロギーに託すと自分の理性・良心・責任という対価を払わされる」と警鐘を鳴らしています。

私は東日本大震災の被災状況に衝撃を受け、防災教育の必要性を痛感し、生徒たちに被災地の現実を見て考えてほしいと強く思いました。

そこで、私が学年主任をしていた22・25回生の修学旅行はすべて手作りで計画し、宮城県の被災地(東松島市大曲地区、石巻市立大川小学校跡、南三陸町など)を訪問させていただきました。実行することができたのは、私が毎年同じ行き先をよしとする同調圧力を好まなかったからです。

自分の理性・良心・責任を手離さないために、私は無所属で活動します。


※ 三田西陵高校修学旅行行き先
 22回生(2016年)…宮城県被災地・東京
 23回生(2017年)…北海道(スキー実習)
 24回生(2018年)…北海道(スキー実習)
 25回生(2019年)…宮城県被災地・東京
 26回生(2020年)…北海道(スキー実習)

(東京訪問の理由はオリンピックを前に変貌 する首都を見せたかったからです。1日班別自主研修で主体的に活動させました。)


片耳難聴について

私は左耳が中程度の難聴です。突発性難聴で数年前のある日、いきなり聞こえなくなりました。初めはほぼ失聴し、広い場所だと人の話が聞き取れないし、音がどこから聞こえてくるのかさえわかりませんでした。何より耳鳴りが不快でたまりませんでした。

けれども3週間ほど後、幸運にもわずかに音を感じるようになり、今は50デシベルほど聞こえる中程度難聴まで回復しました。相変わらず耳鳴りは不快ですが、発症当時の状態からは劇的に回復できました。

今の私を見て「左耳が聞こえにくい人だ」とは誰もわからないでしょうし、私の耳鳴りは言葉で説明できません。たとえば、シャーという音の中にジーとキーンが混じるような音だと言っても意味不明でしょうし、私も正しく伝えられたとは思えません。結局、世の中の多くのことは自分自身が体験しなければわからないものなのです。

それでも、悲観することはないと思います。できる限り相手を思いやる想像力こそが大切であり、その上で、いくら想像しても思いが及ばない真実があると考えられたら、人は謙虚になり、心豊かな人生を生きられるのではないでしょうか。

私は左側から話しかけられると聞き取れないことがあります。無視しているわけではないので、どうか気を悪くしないでくださいね。